ISDNディジタル通信モードの提供が2023年末で終了となるため、多くの企業が古いEDIアプリケーションの刷新を検討中です。流通BMS協議会によると、440社以上が新しい流通BMSへの移行を計画しており、15の金融機関がNTTデータのAnserDATAPORTを採用しています。これに加えて、さらなる金融機関がAnserDATAPORTの導入を検討中です。
IBM社は新しい通信テクノロジーへの移行を進めており、全銀も古い通信手順のサポートを2023年末で終了する予定です。この通信変革に対応するため、各企業は取引先との調整が必要です。特に、EDIの刷新には時間とコストがかかるため、早めの計画が求められます。
具体的な移行策として、JCAアプリケーションはインターネットEDIに対応するためのXML形式に移行することが推奨されています。また、全銀EDIシステム(ZEDI)の導入や新しい通信プロトコルの採用も進められています。こうした移行の際、既存の通信環境を活かすためのクラウドEDIプラットフォームの活用も考慮されています。
ベル・データはこれらの変革に対応するソリューションやサービスを提供しており、企業の選択や導入のサポートを行っています。
関連製品
クラウド EDI-Platform
最新流通 BMS に標準対応、様々な通信手段と手順を備え、EDI 業務の効率化を支援します
ACMS
IBM iを含むマルチプラットフォーム対応。インターネット時代のEDIソリューション
Toolbox JXクライアント
IBM i (AS/400)からインターネットEDIのJX通信ができるToolboxシリーズ製品
Toolbox 全銀TLS+
IBM i(AS/400)から「全銀TCP/IP手順・広域IP網」の通信ができるToolboxシリーズ製品