IBM i (AS/400)からインターネットEDIのJX通信ができるToolboxシリーズ製品
「Toolbox JXクライアント」は、JX手順に準拠したクライアント側の通信ソフトでToolboxのシリーズ製品の一つです。
これまでIBM i 上で JX 手順の通信を行う場合は 、EDIサーバーを新たに構築し、IBM i とEDIサーバーの双方でデータの送受信管理を行う必要がありました。当製品を活用することで、新たなEDI サーバを介さず に、IBM i 上で直接JX手順の通信が行えるようになります。
JX手順は流通BMSの標準的な手順としても採用されています。使用するデータ形式がXMLファイルとなっており、「Toolbox JXクライアント」の「XML 変換機能」を利用することで、固定長DBフォーマットとXMLファイルとの相互変換ができるようになります。複雑な変換プログラムを組むことなく、従来の運用形態のまま、IBM i 上で流通BMS®のご利用が可能となります。
2018年12月に、ファームバンキングの新たなプラットフォームとして全銀EDIシステム(ZEDI)の運用が開始されました。全銀EDIシステム(ZEDI)との接続ではJX手順と定めらており、「Toolbox JXクライアント」をご利用いただけます。なお、旧来の全銀手順を利用され、ファーム・バンキング以外の用途を想定される場合は、別製品「Toolbox全銀TLS+」採用をご検討ください。
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お客様ニーズ
多くのお客様では、以下の4つの観点から2023年一杯までに旧来のデータ通信(EDI)を見直し、刷新する必要があります。
- INSネット(ISDN)ディジタル通信モードの提供終了
NTT東・西日本の各社は、公衆交換電話網のテクノロジー刷新のために、2023年一杯でINSネットディジタル通信モードの提供を終了します。
- IBMによるPowerSystems用同期通信アダプタの営業活動終了
通信テクノロジーは、全世界的にインターネットに移行しつつあります。今後はEthernetアダプタ利用が主流となります。
- 旧来のJCA手順に代わる流通BMS®の浸透
特に流通業界においては、インターネットEDI(流通BMS®)利用が主流となっています。
- ファーム・バンキングにおける旧来の全銀通信手順のサポート終了
一般社団法人全国銀行協会(全銀協)は、旧来の全銀ベーシック手順と全銀TCP/IP手順に対するサポートを2023年一杯で終了し、2018年12月に新たなプラットフォームとして全銀EDIシステム(ZEDI)の運用が開始されました。全銀EDIシステム(ZEDI)との接続ではJX手順と定めらております。なお、ファーム・バンキング以外の用途については、別製品「Toolbox全銀TLS+」利用をご検討ください。
「Toolbox JXクライアント」ならIBM i(AS/400)上でJX手順を前提とするインターネットEDIを直接利用できます。EDIサーバを構築する場合に比べて、低コストで運用を簡素化することができます。
特長・ポイント
- 新たなEDIサーバ構築が不要
- レガシー手順からJX 手順への移行が容易
- 流通BMS 基本形Ver1.3および2.0に対応したXML変換機能にて流通BMS®の送受信が可能
- JX手順はファーム・バンキング用全銀EDI(ZEDI)にも対応
価格・料金
※CPUグレードによる価格体系です。
※LPARごとにライセンスが必要です。
※Toolbox JXクライアントのご利用には、Toolbox for IBM i のライセンス/保守契約が必要です。
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IBM i(AS/400)から「全銀TCP/IP手順・広域IP網」の通信ができるToolboxシリーズ製品
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