問題点・導入の目的 TCO削減と業務改善を目標に
TCO削減(分社化による担当者の新規採用、設備投資なども含む)
幾度となく追加・修正されたシステム、プログラム、データを整理、見直すことにより業務の改善を図る。
解決方法の検討・決定 / ベル・データからの提案 システム管理者の育成、システム統合にかかる莫大な費用を軽減
◇分社化(組織改革)によるシステム専任者の異動
グループ会社(ナガセケムテックス株式会社)のシステム統合に伴いシステム専任者が異動となり管理者が不在となる。
◇現在稼動しているiSeriesのシステムをグループ会社のシステムに統合しようとすると莫大な費用が掛かるという問題が発生。
新たに人材を育成することに対して莫大なコストと時間が必要。 システム全般を見直すことにより業務フローの改善を図りたい。 運用における問い合わせ窓口を一本化することができる。 ハード、設備などに対する投資を最低限に留めることができる。 医薬製剤部門として長年蓄えてきたデータやプログラムを有効活用できる。
導入成果・現状 窓口一本化により業務効率が向上、コスト削減にもつながっています
「業務の効率化という面ではトラブル時の問い合わせ窓口が一本化されているということは非常に大きな効果だと思います。」 と担当専務は語られます。今まではトラブルが起こると、まずハードによるトラブルなのか、それともソフト(プログラム)の 問題なのかを検討し、それぞれの担当、保守会社に連絡という過程をとっていました。当然その切り分けにも知識が必要であり、 加えて、かなりの時間が割かれてしまっていました。窓口を一本化するということは時間の有効利用であると同時にトラブルに無駄 な時間を割かれることなくそれぞれの人員がコアビジネスに集中できる環境を整えるということでもあります。
そしてそれは、コスト削減(人件費 etc)にもつながります。システム専任者は本来の業務を行うことができるため生産性が 向上します。本来のコアビジネスへの集中は企業にとっては非常に有益であり、もたらされる利益は計り知れないものがあります。
更に「分社化によって本来発生したであろうシステム環境に対する投資が抑えられた」とも語られています。
一言で投資と言ってもそれはハード、ソフト、設備、開発の時間など多岐にわたります。既存の資産を活かし、最小限の投資により 今まで以上の効果をあげることがアウトソーシングの姿だと考えます。
将来展望・今後の課題 無駄なく効率の良いシステム運用への改善が必要
次なる展開は「現状のシステム運用の改善」だと担当専務は語られます。 「導入目的」でも触れたように現システムは プログラム等の追加・修正を繰り返したためデータに対するリンク等が効率よく行われていない状況です。そのため運用する にあたってオペレーション時に多少のロスを余儀なくされていると感じられています。担当専務は語られます。 「これから運用していくに当っては第三者的な観点から現状のシステムをチェックしてもらい、無駄なく効率の良いシステム 運用管理ができるよう提案していただきたい」と。 システム全体をソフト面からだけ見直すのではなくハード面も含め再検討し、バランスの取れた運用管理を行うことができる 環境を整えることが弊社の課題だと受け止めております。構築していくことが課題であると受け止めています。お客様プロフィール
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