製品・サービス

B-Core API-HUB

IBM i の基幹業務アプリケーションを活かしながら DX を推進するための、複数システム間連携ソリューション

DX は必ずしも何かの画期的なテクノロジーによってもたらされるわけではありません。むしろ異種のシステム、異種のアプリケーションを連携させる事で、新たなビジネス価値が生まれます。IBM i の基幹業務アプリケーションはそのままに、クラウド上の AI や業界共通基盤となるサービスを連携させることで、お客様業務に革新がもたらされた数多くの事例があります。連携を実現するのは業界標準テクノロジーである REST と、それをお客様環境にフィットさせる、ベル・データのサービス・ソリューション「B-Core API-HUB」です。これによりお客様の予算規模に合わせながら、簡便・迅速なDX推進をお手伝いします。

IBM i は REST サーバーにもクライアントにもなることができます。標準搭載されているWeb アプリケーション・サーバー機能を活かすことで、IBM i 上で稼働するアプリケーションをインターネット経由のサービスとして外部に公開できるようになります。IBM i 上の RPG や Java のアプリケーションを開発したり、ツールを利用したりすることで、REST クライアントとして外部サービスを利用することが可能になります。「B-Core API-HUB」は、これら手法を統合したトータルなソリューションとして位置付けられます。

お客様ニーズ

REST サーバーまたは REST クライアントとして IBM i を活用したい、というお客様ニーズにお応えします。

REST サーバーにおいては、IBM i の基幹業務アプリケーションやデータを、外部に向けて提供します。例えば LINE などのチャットを管理するチャットボットや、各種のモバイル・Web アプリケーションと、IBM i 上の既存基幹業務システムを連携させるような利用方法が考えられます。これらエンドユーザーに近いところに配置されるアプリケーションはオープンなテクノロジーに基づいており、これをサポートする技術者の多くは基幹システムに詳しくありません。両タイプのシステムを低コスト・高品質・短期間で連携させるために、IBM i を REST サーバー化いたします。

基幹業務アプリケーションが外部のクラウド・サービスを活用できるようにするために、IBM i を REST クライアントとして構成できます。例えば既存の RPG プログラムを salesforce、Kintone、Box といったサービスと連携させることで、基幹業務の価値をより一層高めます。

特長・ポイント

既存のレガシー・アプリケーションを、DX のために他のシステムやプログラム言語に移行する必要はありません。IBM i のお客様は、既存のアプリケーション開発スキルを活用しながら、最低限の投資でDXに取り組むことができるようになります。
業界標準テクノロジーであるRESTを活用したソリューションですので、連携対象のアプリケーションやサービスは事実上ほぼ無制限です。なお、詳細についてはベル・データにお問い合わせください。
お客様の環境やご要望、予算に合わせてカスタマイズされるソリューションです。直ちに実装可能な API の開発、お客様による内製化をご支援するためのサンプル・プログラムまたはローコード・ノーコード開発環境を実現する CData API Server 、教育や Q&A などの技術支援、のいずれかを提供いたします。また別サーバー上にあるクラウドと連携するためのネットワーク構築やセキュリティの担保などといった、様々なインフラ上の課題解決のご支援もいたします。