IBM i のモダナイゼーションを
どう進める?
製品の話より「進め方」が
知りたい方へ
レガシーな面が強調されて語られることの多いIBM i (AS/400)ですが、レガシーのデメリットを解消するにはモダナイゼーションが必要と言われます。モダナイゼーションの計画と実行はそれなりに苦労が伴います。個別のソフトウェアやサービスを導入すれば実現できるという単純なものではございません。
本記事では実際にベル・データのお客様が取り組んだ事例をいくつかピックアップしました。
進め方のヒントを見つけていただけると幸いです。
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若い技術者をIBM i に適応させる方法を考えた事例
はじめに、DXを推進する上で挑戦的なモダナイゼーションに取り組まれた「株式会社ニイタカ」様をご紹介いたします。RPGⅢで手組み開発された業務システムの問題やプログラマー人口の問題などを深く分析し、フリーフォームRPG(以下FF-RPG)への刷新を決定しました。ニイタカ様は刷新のために必要な施策をかなり細かく設定しており、似たような課題感をお持ちの企業様にとっても参考にできることが多いと思います。
■参考記事(外部)
株式会社ニイタカがIBM i で「2025年の崖」を問題解決しながら「DX推進」
やりたいことから逆算して考えた事例
続いてご紹介するのは「鈴江コーポレーション株式会社」様です。鈴江様にはクラウドサービスと基幹システムを連携させたいという明確なニーズがありましたが、これにはRESTfulAPIという新しいテクノロジーの実装が必要でした。未経験の技術を内製化するために、鈴江様が取ったアプローチはITパートナーから短期集中で技術支援を受けることでした。基幹のビジネスロジックは既存のRPGⅢ/RPGⅣをそのまま活かし、新機能をFF-RPGで実装する。新旧融合でモダナイゼーションを実現させた巧みな事例といえるでしょう。
■参考記事
IBM i と CyberPortのAPI連携事例|ベル・データ株式会社
外部のリソースも活用しようと考えた事例
最後の事例は社名非公開となります。先に紹介した2社と比較してユニークな点は、そもそもモダナイゼーションを進める人材が不足している「ひとり情シス」の状況だったということです。このお客様が取ったアプローチは「採用」ではなく「時間制のサービス」を契約することで不足を補い、共同で保守を行うことでした。またインターフェースの刷新は自動WEB化ツール「aXes」で対応し、プログラム言語を置き換えることなく低コストで実現させました。この事例について詳しく確認したい場合は無料相談の中でお聞きください。
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モダナイゼーションを支援するベル・データの新サービス
モダナイゼーションを支援する
ベル・データの新サービス
2024年2月1日、ベル・データはお客様のDX推進を後押しする伴走型サービス「モダナイゼーションパック」をリリースしました。
アプリセールス推進室の安達は、サービス開発プロジェクトを主導する重要な役割を担っています。今回の新サービスに込めた想いについて語っていただきました。
モダナイゼーションといっても千差万別ですよね。課題も打ち手も、お客様の状況によって沢山のケースがあると思います。
そうですね。「黒画面が古臭いから見た目を変えたい」というシンプルな課題もあれば、「人材不足」という大きな課題もあります。実際にお客様からご相談を頂いてお話をお聞きすると、課題がひとつだけというケースは少なく複合的な場合が多いと感じております。
モダナイゼーションパックは複数のソリューションをひとつつみにして提供する点が特徴的ですが、どんな意図があったのでしょうか?
意図としては、全体像を捉えた上で取り組みステップを設定することが必要という考えが根底にあります。
各製品を個別に検討することは局所的な課題解決には繋がりますが、例えば「人材不足を解決したい」といった大きな課題にアプローチする場合、正しい打ち手の選択ができているのか判断に迷うこともあるかと思います。
元々当社はモダナイゼーションに向けたソリューションを幅広く揃えていますし、知見も豊富にストックしております。我々は個別の製品導入にとどまらず、お客様のコーディネーター役として深く関わらせていただけることを知っていただきたいですね。
上流にあたる全体像の検討から現場向けのソリューション導入に至るまで、トータルで相談可能ということですね。
はい!もちろん相談、ディスカッションは無料で実施しております。是非お気軽にお問い合わせいただければと思います。
現在ベル・データにはモダナイゼーションに関するお悩みが多数寄せられております。ご相談は随時受け付けておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。サービス紹介だけではなく、課題の整理やアイデアだしなど出来る限りのサポートをさせていただきます。
最後に、製品・サービスのご紹介をさせていただきます。
モダナイゼーションパック
お客様のDXへの道のりを伴走支援させていただきます
モダナイゼーションを実現するための問題点を分析し、採用すべきソリューションや実施ステップ等をコーディネートさせて頂くサービスです。レガシーシステムが足かせとなり、DX推進のロードマップを描けず苦労していませんか?その悩み、ベル・データが解決に導きます。
■製品サービスページ
モダナイゼーションパック
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