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IBM i（ AS/400）はそのままに、変えずに「変える」を実現する aXes

IBM i 上の RPG や COBOL といったプログラム言語で記述されたアプリケーションについて、ハードウェアやOS バージョンを更新しても、改修を必要とする事なくそのまま継続的に利用できるという点は、多くのお客様に認めていただけているメリットです。その反面、CUI（Character User Interface）が古さを感じさせるだけでなく、GUI（Graphical User Interface）のように直感的な利用ができない、といった点がデメリットとされます。

GUI 化を実現するために、プログラム言語を JAVA などに置き換える案が検討される事があります。長期にわたって蓄積された数多くのプログラムを移行するためには、莫大なワークロードとコストを必要とするだけでなく、特に基幹業務アプリケーションを対象とするプロジェクトには失敗リスクも伴います。既存のアプリケーションには手を付けずに、ユーザー・インターフェースを改善できる事が望まれます。

aXes は既存アプリケーションを活かしながら、GUI 化による IBM i のモダナイゼーションを実現します。

お客様ニーズ

「何も変えずに、大きく変える」

お客様固有のアプリケーションやパッケージソフト、更には OS が提供する画面までも、aXes を導入するだけで Web ブラウザアクセスを実現します。プログラムソースや DDS の有無は問いません。

「操作性の向上」

ユーザーインターフェィスを見直す事で操作性が改善されるだけでなく、キー操作が減少するので、日常の業務処理がより速く、より効率的に行えるようになります。また、適宜画面をカスタマイズすれば、操作環境はより洗練されたものになります。

「変わらない運用」

端末 ID の指定や自動サインオンなどもサポートできます。Web 化ソリューションによく見られる、CCSID は 5035 でなくてはならない、といった制約もありません。

「スマートデバイスを活用して現場業務の改善＆効率化」

スマートデバイス上のカメラを利用したバーコードや QR コード読み取りから、写真・手書きメモや GPS 測位情報の添付に至るまで、従来のエミュレータ環境では実現出来なかった IBM i (AS400）の新たな利用形態を提供します。

特長・ポイント

IBM （i AS/400）にインストールされるので専用サーバーは要りません。

aXes の実行モジュールは、aXes 専用のサブシステム内で動作
専用サブシステム上で動作するので、お客様アプリケーションの実行に影響しません
クライアントからの要求が発生するまでは、常駐モジュールは待機状態にあり、最低限の資源しか必要としません
OS によるオートチューニングの対象になりますので、特別に資源を割り当てる必要はありません
IBM i のシステム値の変更は必要ありません
導入後即座に自動GUI が Web ブラウザによるアクセスを実現します

カスタマイズフィルターを自由にデザインしてモダナイゼーションを実現。

デザインやレイアウトをカスタマイズして操作性と視認性を向上できます
従来の 5250 画面にあった、24 行× 80 桁などといった情報量の制約を排除し、Web ブラウザの特性を生かして、更に見易く操作性の良い画面へモダナイズできます
アプリケーション・ロジックは RPG や COBOL など従来の言語を利用して開発・改修する一方で、Web 画面は必要に応じて aXes で徐々に開発できます
WebAPI の利用により、リアルタイムなデータ可視化を実現します