BELL Group 株式会社ベル・データ
導入事例: 株式会社ランテック ネットワーク構築

ネットワークの見直しで、システム運用の安定とコスト削減を実現

問題点・導入の目的 ネットワーク構成のミスマッチで基幹システムの安定稼働が得られていない

株式会社ランテックでは、当時、メイン回線として最高2Mbps、実質1Mbps程の専用回線(IPVPN)を使用していました。バックアップ回線として、インターネットVPNも導入していましたが、常時接続で1Mbps以上の通信速度が出る可能性があるにも関わらず普段は待機状態で未使用となっていました。そのため、メイン回線一本に基幹であるAS/400と、インターネットやファイル共有などの情報系、両方のデータが流れ、情報系のデータが一時的に多く流れる場合にはAS/400のレスポンスが遅くなったり、通信が切れてしまう事もあり、この状況を改善するため、対策の検討を始めました。

解決方法の検討、決定/ベル・データからの提案 ネットワークの安定性、増速、コスト削減を解決する提案が決め手

要望は、基幹系データの帯域を情報系の影響を受けないように確保し増速することと、コスト削減、また、技術的に可能であれば二本の回線を普段から併用したいという希望を伝え、5社ほどから提案を受けました。 ベル・データは、コストを削減しつつ信頼性・安定性を考慮した内容で提案。メインの回線は基幹系のデータのみを通し、各拠点の端末数に応じて帯域の強弱をつけたIPVPNに変更し、インターネットVPNにはそれ以外の情報系のデータを通すことで帯域を確保。障害時には自動で回線が切り替わり相互にバックアップを行う案を提示しました。 二回線を同時に使用するという案は、ベル・データ以外にはなかったのに加え、大幅なコスト削減もでき、AS/400に関連したネットワーク構築の経験や実績も豊富であったため、ベル・データを採用する事に決定しました。また、ベル・データと一緒に提案に携わった通信会社、運用会社のスキルの高さも採用の決め手です。

導入成果・現状 当初、期待していた以上の成果が現れています

増速はもちろん、月額のコストが約25%も削減でき、社内でも高い評価を得ました。 また、以前は障害時にバックアップ回線へ切り替わる際に、通信が切断され、停止状態が数分間続くこともありましたが、今では現場からそういった声もなく、復旧対応に追われることも無くなりました。安定度だけでなく、手間の面からも非常に助かっています。 さらに以前は、ネットワークは別会社に依頼していたため、ネットワークに関することであってもAS/400特有の事象となると、ネットワーク会社にうまく理解されずストレスになることもありましたが、ベル・データが携わり、且つ、運用会社の対応も迅速丁寧なため、運用管理の負担も軽減されました。

システム構成・活用例

将来展望・今後の課題 基幹システム、ネットワーク、順に取り組んでいきたい

現在、コスト削減を目的に、AS/400のリースアップに合わせてデータセンターの移行を検討しています。 また、提携会社のネットワークの一元管理も課題として持っています。これも、通信機器のリースアップ時期に合わせて、また相談していけたらと思っています。

お客様プロフィール

株式会社ランテック

株式会社ランテック(福岡県福岡市博多区)

URL:http://www.runtec.co.jp

貨物自動車運送事業、通運事業、自動車運送取扱事業、倉庫業、自動車整備業、損害保険代理業、食品加工業

全国35ヶ所(提携会社12ヶ所を含む)の拠点で食品物流サービスを提供しており、冷凍・冷蔵輸送分野で国内トップクラスの実績を誇る物流企業です。 また、少量多頻度の定温物流には、集荷・保管・仕分け・配送まで一貫したサービスの「フレッシュ便」は、「必要な時に、必要な量だけ、必要なところへ」お客様の要望にお応えし、食の安全と安心をお約束する全国ネットワーク食品総合物流システムです。

この事例の製品・サービスの詳細

ネットワーク構築支援サービス(LAN/WAN)

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セキュリティ強化やクラウド接続速度など、お客様それぞれの最適解を追求するネットワークの構築と運用支援

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