BELLDATA フォーラム 2023（東京・大阪）～ IBM i の未来を共に描こう ～ 今、私たちが次世代に向けてなすべきこと

ChatGPTをはじめ、AIの急激な進化が社会を大きく揺さぶっています。AIによって、私たちの暮らしは、ますます便利になる一方、既存の雇用を奪うなど、負の側面も明らかになってきました。
私たちはAIにどのように向き合っていけばいいのでしょうか？人工知能時代の生き方の処方箋について、お話しします。

＜プロフィール＞
室山 哲也（むろやま・てつや）
日本科学技術ジャーナリスト会議（JASTJ）会長／元NHK解説主幹

NHKで科学大型番組（脳と心、北極圏など）、クローズアップ現代、NHKスペシャルのディレクターやプロデューサーをしてきました。その後解説主幹となり、主に科学技術と社会、宇宙開発、環境問題、脳科学などの解説をしました。
「鳥の目」と「虫の目」の両方を大切にして、「視点は深く、表現は易しく」をモットーにお話ししたいと思います。

生産年齢人口の減少および熟練者 (いわゆるエキスパート) のシニア化が進んでいます。その結果、ITオペレーションをはじめ業務の現場では、特に経験や専門知識が必要となる業務で人手不足が深刻化し、非熟練者の教育が追い付かず熟練者の負担が限界に達しています。この状況に対応するには、非熟練者でも高度な業務が実行できるようインテリジェントにサポートする仕組みが必要になります。また、サポートの継続的な改善のために、熟練者の知識 (暗黙知) を次の世代に継承し、非熟練者の教育スピードを加速化する仕組みが大変重要になってきます。
本セッションでは、インテリジェント・ワークフローによる熟練者の知の継承の実現をご説明します。また、労働力不足の救世主となり得る、日常業務の自動化を促進する画期的なインタラクティブ AI テクノロジーをご紹介します。

お客様のビジネスを支える IBM i の役割は、今後いささかも揺らぐことはありません。一方で IBM i を活用できる人材の不足が危惧されており、多くの方は後継者育成ための決定打となる施策が見当たらないと感じていらっしゃるのではないでしょうか。
当セッションでは現状を確認すると共に、ベル・データの対策とお客様が実践されている活動をディスカッション形式でお伝えします。